性風俗と持続化給付金。
新型コロナウィルスの影響で売り上げの減少した法人と個人に、それぞれ国から給付金が支給されています。最初は風俗業は法人・個人に関係無く支給されていませんでした。
それが現時点では性風俗の事業者に対してのみ支給されない事になっています。
Smile groupの運営会社は、企業化して以来正しく納税してきました。
法人税や消費税以外にも社員の社会保険料もしっかり納めています。
令和2年3月以降本当にこれまで経験した事が無い程、売り上げが減少しました。
緊急事態宣言解除後の今もまだ、コロナ以前の売り上げには戻っていません。
まず電話が鳴らなくなってキャストの方達の待機が増えて行き、出勤しているアルバイトの
スタッフの方達の出勤調整から始まり、有料サイトの掲載見直し、送迎車両の廃車など、経費削減をしてきました。それでなんとか営業できている状況でした。
こんなに苦しい時に持続化給付金は少しは助かると思っていましたが、性風俗の事業者は不支給でした。毎年きちんと納税しているにもかかわらず、踏んだり蹴ったりでした。
そしてしばらくして持続化給付金詐欺で逮捕者続出のニュースを見て、なんでこんな悪党が給付金を貰え、真面目に営業し納税している私たちが支給されなのか?それって間違っていませんか?
国のやる事はこれまでの慣例を守って行われる事ばかりですから、今回も性風俗事業者は対象外にしたのでしょう。ただ昔と違い性風俗業をビジネスと考え真面目に営業している店舗もかなり
増えています。
真面目に営業している店舗に対しては、国は支給すべきだと思います。
関西のデリヘル店のオーナーが国を提訴しました。この行動には頭が下がる思いです。
どの様な結果にになるかは時間が掛かると思いますが、社会においての性風俗業のイメージが変わってくれる事を祈ります。
